Shopifyのネットショップで使われているテーマを調べる方法

Shopifyのネットショップで使われているテーマを調べる方法

人気のネットショップがShopifyの何のテーマを使ってるのか、調べたいと思ったことはありませんか?

実際のネットショップで設定されているテーマがわかれば、自社のネットショップにも反映でき、より良いネットショップ作りの参考になります。

この記事では、Shopifyのネットショップで使われているテーマを調べる方法や、テーマを決める際のポイントについて、紹介します。

Shopifyで素敵なネットショップを立ち上げたいと思っている人や、今よりも良いデザインに変更したいと思っている人は、
是非参考にしてみてください。

DMMチャットブーストではShopifyに関する記事もございますので、ぜひご覧ください。

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Shopifyのネットショップで使われているテーマを調べる

実際にShopifyのネットショップで使われているテーマを調べることは、以下のことに役立ちます。

自社のネットショップを開設・改装する際の参考になる
競合分析ができる

第一に、自社のネットショップを開設する際や改装する際の参考にできます。
Shopifyにあるテーマは、100種類以上の種類があるため、一からデザインを考えるのはかなり工数がかかります。

さらに、ネットショップ開設の際には、追加したい機能によってはテーマ以外にもアプリの導入も検討する必要があり、テーマ選びだけに時間をかけてしまうと、必要な機能が揃わずショップ公開が先延ばしになってしまうおそれがあります。

そこで、自社で開設したいネットショップに近い、実際のネットショップで使われてるテーマを調べることができれば、有効なテーマをいち早く見つけることが可能です。

また、競合となるネットショップがどんなデザインや機能を使っているのかは、自社のプロモーションやブランディングの際には欠かせない情報です。テーマを調べる方法を知っていることで、競合分析にも役立ちます。

Shopifyのテーマを調べるなら「Koala Inspector - Inspect eCommerce Shops」

Shopifyで構築されたネットショップでどのテーマが使用されているのかを調べる際に、Koala Inspector - Inspect eCommerce Shopsを使う方法があります。

ここでは、「Koala Inspector - Inspect eCommerce Shops」についてインストール方法や使い方について紹介します。

「Koala Inspector - Inspect eCommerce Shops」とは

Koala Inspector - Inspect eCommerce Shopsは、Google Chromeの拡張機能で、誰でも無料で利用できるサービスです。

インストール後、公開されているShopifyのネットショップ上でアイコンをクリックするだけで、使用しているテーマを始め、
以下のことを調べることができます。

・使われているテーマ
・使われているアプリ
・管理者のドメイン情報
・商品情報

人気のShopifyのネットショップで使われているテーマや機能を参考にすることができる他、ベストセラー商品などの情報も簡単に手に入れることができます。

「Koala Inspector - Inspect eCommerce Shops」のインストール方法

「Koala Inspector - Inspect eCommerce Shops」のインストール方法を手順ごとに説明します。

1.まずは、Google chrome 公式ウェブストア内の「Koala Inspector - Inspect eCommerce Shops」インストールページを開きます。

Koala Inspector - Inspect eCommerce Shops:https://chrome.google.com/webstore/detail/koala-inspector-inspect-e/hjbfbllnfhppnhjdhhbmjabikmkfekgf

2.画面右上の「chromeに追加」ボタンをクリックします。

引用:chrome.google.com

3.下の図のようなアラートが表示されるので、「拡張機能を追加」をクリックして承認すると、インストールが始まります。

引用:chrome.google.com

4.無事インストールが完了すると、chrome右上の拡張機能バーに「Koala Inspector - Inspect eCommerce Shops」のアイコンが表示されます。

引用:chrome.google.com

「koala Inspector – Inspect Shopify Shops」の使い方

「koala Inspector – Inspect Shopify Shops」をchromeに追加できたら、まずは調べたいShopifyのネットショップをchromeで開きます。右上の拡張ツールの中から「koala Inspector – Inspect Shopify Shops」のアイコンをクリックすると、以下のような画面が出てきます。

引用:Koala Inspector管理画面

この画面では、以下のように情報を確認することができます。

①「MyShopify」:このネットショップの独自ドメインが確認できます。
②「Shopify Theme」:このネットショップで使われているテーマが確認できます。
③「Shopify APPlications」:このネットショップで使われているアプリが確認できます。

Shopifyショップの商品登録情報もチェック可能

「koala Inspector – Inspect Shopify Shops」では、商品の登録情報もチェックできます。

画面右側のメニューの中から、「Products」を選択します。

引用:Koala Inspector管理画面

この画面では、以下の商品情報を確認できます。

①最初に商品が登録された日付
②最後に商品が登録された日付
③商品の数
④一番高い商品価格
⑤一番安い商品価格
⑥商品価格の平均

また、タブを切り替えることで、全ての商品新しい商品ベストセラーを確認することも可能です。

「Shopify Theme Detector」でもテーマを調べられる

Shopify Theme Detector」というサイトでも、Shopifyのネットショップで使われているテーマを調べることができます。

「Shopify Theme Detector」:https://shopthemedetector.com/

使い方は、上記のページ内上部のURL入力欄に、調べたいShopifyのネットショップのURLを入力し、「DETECT THEME」ボタンを押すだけです。

引用:shopthemedetector.com

次の画面で、使われているテーマが何か確認できます。

引用:shopthemedetector.com

ここで表示されるテーマ名は、
ストア構築者がテーマ名を任意の名前に変更している場合、変更されたテーマ名が表示されてしまいます。

「Shopify Theme Detector」を利用する場合は、正しいテーマ名ではない可能性がある点について認識しておく必要があります。

自社ショップのテーマを決める際の3つのポイント

Shopifyにあるたくさんのテーマの中から適したテーマをみつけるためには、実際のネットショップを参考にするほかにも、抑えておきたいポイントがあります。

それぞれ具体的に解説していきます。

テーマを決める際のポイント1|どんなコンセプトでショップを運営するか決めておく

Shopifyのテーマを決める前に、自社のネットショップはどんなコンセプトなのか明確化しておくことが重要です。
どんなショップにしたいのか分からない状態では、適したデザインや必要な機能もわかりません。

コンセプトを明確化する際には、例えば以下の様な項目を上げると良いでしょう。

・ターゲット層:どのユーザー層に向けて商品を販売するのか
・取り扱う商品の種類:どんな商品を販売するのか
・商品の売り出し方:色んな商品を販売するのか、特定の商品を販売するのか
・自社ネットショップの売り:自社の強み、特徴はなにか

上記のようなことがわかっていれば、どんなデザインが適当で、どんな機能が必要なのかなどを考えることができます。
適切なテーマを選ぶためにも、ショップのコンセプトを前もって明確にしておきましょう。

テーマを決める際のポイント2|トップページのデザインだけで判断しない

ネットショップは、トップページだけでなく、その他のページのデザインも重要です。
テーマを選ぶ際にも、トップページのデザインだけで判断せずに、商品ページや購入ページなども注意が必要です。

トップページだけ使いやすいデザインであっても、商品ページが見づらいなど、他のページのデザインが悪ければユーザーががっかりして離脱してしまう可能性があります。そのため、テーマを選ぶ際には、トップページだけを見るのではなく、デモ機能などを使って他のページのチェックも必ずしておきましょう。

テーマを決める際のポイント3|テーマの機能などもしっかり確認する

テーマは、デザインだけではなく、どんな機能が使えるかも確認しておくことが重要です。
そのテーマの機能性をしっかり認識しておかないと、思ったようなネットショップ構築ができない可能性があります。

例えば、有料テーマのほとんどは日本語に対応していないため、日本人向けのネットショップを考えている場合、すべての項目で翻訳を手入力することになってしまいます。そうなると、構築に時間がかかってしまうため、避けたい場合は日本語に対応している無料テーマを選ぶか、日本語対応しているテーマを探す必要があります。

それぞれのテーマの機能性についてもしっかり把握した上で、テーマを選ぶようにしましょう。

Shopifyでテーマを選ぶ際にはしっかり調べることが大事

Shopifyでネットショップを構築する際に、既にあるネットショップで使われているテーマを参考にする場合には、
koala Inspector – Inspect Shopify ShopsShopify Theme Detectorを使うと便利です。

特に、koala Inspector – Inspect Shopify Shopsは、テーマの他にもアプリや、商品情報まで確認することができるため、ネットショップ運営の参考にもなります。是非、記事内で紹介したテーマを調べるツールを活用して、ぴったりのテーマを見つけてください。

また、ShopifyのネットショップをLINE公式アカウントと連携して運用するなら、DMMチャットブーストの導入がおすすめです。DMMチャットブーストを導入することで、販売促進や顧客対応などがLINE上で管理できるようになります。

LINE上で商品検索なども可能なため、ユーザーにとっても利便性が上がり、より快適なネットショップの環境を整えることができます。
14日間の無料トライアル期間も設けてあるので、気になる方は是非試してみてください。

DMMチャットブーストではShopifyのテーマに関する記事もございますので、ぜひご覧ください。

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