Shopify(ショッピファイ)とAmazon(アマゾン)の手数料の違いを徹底解説

Shopify(ショッピファイ)とAmazon(アマゾン)の手数料の違いを徹底解説

「Shopify(ショッピファイ)とAmazon(アマゾン)に出品したいけれど、手数料に違いはあるのか?」
と気になる方も多いのではないでしょうか。

本記事ではShopifyとAmazonでの手数料の違いや、Shopifyで利用できる決済手数料を解説します。
この記事が自社に最適なネットショップを選ぶ手助けになれば幸いです。

DMMチャットブーストではShopifyに関する記事もございますので、ぜひご覧ください。

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Shopify(ショッピファイ)とAmazon(アマゾン)の手数料を比較

Amazonはモール型のECサイトに商品を出品できるためユーザーにショップを認知してもらいやすい分、販売手数料はShopifyに比べ高いです。Amazonの場合、商品1つにつき8〜15%の販売手数料がかかります。月額利用料は4,900円です。

一方で、Shopify利用時にかかる販売手数料はベーシックプランで3.4〜4.15%かかります。月額利用料は$29(約3,700円)です。
Amazonと比較すると、Shopifyの方が販売手数料や月額料金を抑えて出店できます。

Shopify(ショッピ ファイ)でのAmazon Pay(アマゾンペイ)の手数料

ShopifyではAmazon Pay(アマゾンペイ)が使用できます。Amazon Payは初期費用や月額利用料、振込手数料はかからないものの、決済手数料は3.9%(デジタルコンテンツは4.5%)かかり、やや高額です。

その分、Amazonを普段利用しているユーザーにアプローチできる点やセキュリティ面などの導入メリットもあります。

そもそもAmazon Payとは?

Amazon Payとは、Amazon以外のサイトで買い物をする際もAmazonに登録したユーザー情報を利用できるサービスです。
氏名や住所、連絡先を入力する手間が省けるためスムーズに買い物を進められます。
ユーザーがAmazon Payを利用する際は、Amazonにログインするだけでユーザー情報を呼び出せます。

DMMチャットブーストでは👉shopifyで導入できるAmazon Payに関する記事もございますので、ぜひご覧ください。

Shopify(ショッピ ファイ)とAmazon Pay(アマゾンペイ)以外の決済方法

ShopifyではAmazon Pay以外のさまざまな決済方法に対応しています。

今回は、

  • 初期費用
  • 決済手数料
  • 振込手数料

の3点をそれぞれまとめています。

どの決済方法を導入するか悩んだ方は、ぜひ参考にしてみてください。

Apple Pay

Apple PayはAppleが提供する決済サービスで、Apple Payに紐づくカード情報から簡単に決済が行えます。
なお、日本で発行されたVisaカードはApple Payのオンライン決済では使用できないため、ご注意ください。

初期費用 0円
決済手数料 国内発行のカード:3.25%〜3.4%
海外発行のカード / American Express:3.8%〜3.9%
JCB / Diners Club / Discover:4.05%〜4.15%
振込手数料 0%

Google Pay

Google PayはGoogleが提供する決済サービスで、Google Payに紐づくカード情報から簡単に決済が行えます。

初期費用 0円
決済手数料 国内発行のカード:3.25%〜3.4%
海外発行のカード / American Express:3.8%〜3.9%
JCB / Diners Club / Discover:4.05%〜4.15%
振込手数料 0%

Shop Pay

Shop PayはShopifyが提供する決済サービスです。

Shop Payにメールアドレスと携帯電話番号を登録すると、次回購入時にはSMS認証を行うだけで、配送先やクレジットカード情報が自動で入力されます。

初期費用 0円
決済手数料 国内発行のカード:3.25%〜3.4%

海外発行のカード / American Express:3.8%〜3.9%
JCB / Diners Club / Discover:4.05%〜4.15%

振込手数料 0%

PayPal

PayPalは、PayPalに紐づくカード情報や登録銀行口座から簡単に決済が行えます。
海外での利用率の高いサービスのため、越境ECには欠かせない決済方法といえます。

初期費用 0円
決済手数料 3.6% + 40円(国内の標準レート:月額取引量で変動)
振込手数料 0%(出金額5万円未満は250円/件)

KOMOJU

KOMOJUはオンライン決済代行サービスで、クレジットカードだけでなくコンビニ決済やスマホ決済にも対応しています。
KOMOJU1つで、PayPayやLINE Payの一括導入もできます。

初期費用 0円
決済手数料 3.6%(Visa、MasterCard)、3.85%(JCB、Diners、American Express)
振込手数料 216円(入金金額が3万円未満のときの日本国内への振込手数料。海外送金は2,500円。

携帯キャリア決済

普段利用している携帯電話料金と合算しての決済もできます。
クレジットカードを持っていないユーザーも安心して買い物を進められるでしょう。

初期費用 0円
決済手数料 6.4%、15%(デジタルコンテンツ)
振込手数料 0円

Paidy翌月払い(コンビニ/銀行)

Paidyは電話番号とメールアドレスだけで決済でき、支払いは翌月にまとめて行えるサービスです。
キャリア決済同様に、クレジットカードを持っていないユーザーに対してアプローチできます。

初期費用 0円
決済手数料 3.5%
振込手数料 500円

GMOイプシロン

GMOイプシロンはオンライン決済代行サービスで、クレジットカードだけでなくコンビニ決済やスマホ決済にも対応しています。
キャリア決済や後払い決済も一括で導入できます。GMOイプシロンは購入店舗から注文ごとに売買代金の債権譲渡を受け、請求書の発行と代金の回収を行うため未回収リスクがありません。

初期費用 0円
決済手数料 3.2%〜
振込手数料 月額最低手数料あり
コンビニ決済・代引決済:1,650円

SBペイメントサービス

SBペイメントサービスはソフトバンクグループの決済代行サービスで、クレジットカードだけでなくコンビニ決済やスマホ決済にも対応しています。手数料が3.15%と低く設定されている(Visa・Mastercard)点が特徴です。

初期費用 0円
決済手数料 3.15%~3.45%(クレジットカード)、3.3%(PayPay)
振込手数料 都度見積もり

2Checkout

2Checkoutは、海外の決済代行サービスです。

初期費用 0円
決済手数料 3.9% + 45¢
振込手数料 $15

CyberSource

CyberSourceは海外の決済代行サービスです。

初期費用 0円
決済手数料 3.9% + 45¢
振込手数料 $15


2CheckoutとCyberSourceは、どちらも日本円を含む87通貨に対応しています。海外メインの決済サービスのため、越境ECを行いたい方におすすめです。

BitPay

BitPayは、ビットコインやビットコインキャッシュの仮想通貨で支払いができる珍しいサービスです。

決済手数料も1%とクレジットカードよりも安いのが特徴です。

初期費用 0円
決済手数料 1%
振込手数料 500円

Shopify(ショッピファイ)とAmazon(アマゾン)のその他の違い

価格競争に参加するかしないか

Amazonや楽天など、大規模なプラットフォームはユーザーが多い分、ライバルの販売業者が多数おり、価格競争で勝たなければ勝ち残れないとも言えます。

しかし、Shopifyには「Amazonにも楽天にもない物」を探しているユーザーが集まっているため、独自のサイト・商品・サービスを販売できます。集客力こそ劣りますが、自社で適正な値段を設定し販売することが可能です。

カスタマイズ性の高さ

Shopifyは自社のECサイトを作成するプラットフォームです。 Shopifyで作ったオンラインショップは販売する商品の雰囲気にあったデザイン、レイアウトにする事ができ、決済方法・注文画面・多言語対応など様々なカスタマイズの選択肢もあります。

ユーザーの声を聞き、追加でカスタマイズし続けてより良いショップにしていくことができます。 Amazonや楽天は様式に従ったタイプのショップになります。カスタマイズ性は低いものの、カスタマイズの手間はそこまでかかりません。

ショップのブランディングができる

Shopifyでオンラインショップを作る際、印象に残りやすいデザインや販売する商品の雰囲気に合わせたお店作りを意識すると、お店自体にファンがついてくれる可能性があります。 ショップや商品自体のブランド力を上げることができるのがShopifyでお店を作る大きなメリットです。

Amazonや楽天などの大規模モールを利用するユーザーは、どのモール内のどのショップで買ったかより、「Amazonで買った」という認識しか持たないことが多いため、ショップのブランディングを図りたいならばShopifyをおすすめします。

集客

ユーザーの人数ではAmazonや楽天が勝っており、その集客力を求めて今も多くのお店が出店しています。 ただ、今はユーザーの行動も多様化しており、Instagram、TwitterなどのSNSで気になる商品を検索したり、YoutubeやTiktokでおすすめされていた商品を探すことも多くなりました。

SNSからの検索を多用するユーザーが購買層にいれば、Shopifyでお店を出店するメリットは大きいと言えます。 また、SNS対策は費用をかけずに行うことができるので、人気が出れば費用対効果の高い広告手法と言えるでしょう。

費用を抑えられるShopifyを利用して売上アップを目指そう

手数料が比較的安く、ユーザーに合わせた決済サービスを活用して売上アップを目指しましょう。Shopifyを利用する際は、DMMチャットブーストの利用がおすすめです。

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