Shopifyでの顧客管理のメリットとは?売上を向上させる方法

Shopifyでの顧客管理のメリットとは?売上を向上させる方法

Shopifyの顧客管理機能を、自社ECサイトの売上を向上させるために使えないかと考えている人は多いでしょう。

Shopifyの顧客管理は、ただ住所や氏名などを管理するためだけのものではありません。
分析や施策に活用することで、自社ECサイトのリピーターを増やし、売上をアップできる可能性があります。

この記事では、Shopifyでの顧客管理のメリットと売上を向上させるための活用の方法を紹介します。
ECサイトの運営で欠かせない顧客管理を余すところなく活用し、売上アップをめざしましょう。

Shopifyの使い方に関する記事も合わせてご覧ください。

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Shopifyの顧客管理でできること5つ

顧客管理は「CRM(Customer Relationship Management)」とも呼ばれ、単に情報を管理するだけでなく顧客との関係を維持していくためのものです。そのためShopifyでの顧客管理では、情報の編集以外にもさまざまなことができるようになっています。

Shopifyの顧客管理でできること1|顧客情報の編集

情報の追加や変更などは基本的に顧客それぞれで行いますが、ECサイト運営者も編集が可能です。
加えて一括編集や削除もでき、運営者それぞれがわかりやすいように情報を管理できます。

引用:Shopify管理画面

顧客との過去のやり取りは、それぞれタイムライン形式で参照できる点も魅力です。
顧客それぞれの情報をより詳しく、そして必要な情報のみを残して整理しながら管理できます。

Shopifyの顧客管理でできること2|パスワードのリセット

顧客がパスワードを忘れてしまいログインできなくなってしまった場合には、顧客管理でリセットできます。

Shopifyの顧客管理でできること3|顧客へのメール送信

顧客それぞれに、個別でメールを送れる機能も付いています。
1人1人に違う内容を送ることもできますが、特定の条件に合致した複数の顧客に対して一斉メールを送ることも可能です。
顧客それぞれのニーズや利用頻度などに合わせて適切なメールを送ることで、ショップの信頼感を上げられるでしょう。

Shopifyの顧客管理でできること4|タグ付け

顧客それぞれにタグを付けることで、情報をより管理しやすくできます。
Shopify標準項目だけでなく、運営者がわかりやすいように顧客を管理できることが特徴です。


たとえば「VIP」「インフルエンサー」「アクティブユーザー」などのタグを付けると、顧客を特徴別にグループ分けできるでしょう。
VIPタグの顧客向けにお得情報メールを送信したり、インフルエンサータグの顧客だけにディスカウント表示をさせたりなどといったことができます。

このタグ付けを活用することで、顧客のリピート率を上げられる可能性があることがメリットです。
また、タグを登録することで、自社サイトにはどのような顧客が多いのかなどの分析ができます。
顧客の分析によって、自社ECサイトにより効果的な施策が見つかることもあります。

Shopifyの顧客管理でできること5|顧客の検索・絞り込み

検索や絞り込み機能を使えば、顧客の数が多くなっても円滑に目的の情報を見つけられます
検索は4個の項目が対象で、絞り込みは11個の条件で情報を表示できます。

検索 絞り込み
  • 顧客名
  • 住所
  • 電話番号
  • メールアドレス
  • メール購読状況
  • タグ
  • アカウントのステータス
  • 顧客の言語
  • ストアで支払った金額
  • 注文数
  • 注文の日付
  • 顧客として追加された日付
  • カゴ落ちの日付
  • 国別のロケーション (配送先と請求先の両方)
  • 商品サブスクリプションのステータス (サブスクリプションを設定しているストアにのみ)

基本的に「検索」機能は1人の顧客を見つける際に活用されることが多いです。
絞り込みでは一定の条件にマッチする顧客を複数特定する際に使われます。

絞り込みの条件は保存できるので、都度条件を設定する必要がないこともメリットとなります。
また、よく使う絞り込み条件下の顧客は、グループとして保存も可能です。
これによって、販売促進のためのメール配信やディスカウント表示などもしやすくなるでしょう。

Shopifyの顧客管理でできること6|顧客情報の移行

ほかのシステムで顧客管理をしていた場合でも、移行手続きをすると顧客情報をそのまま引き継ぐことが可能です。
移行ができれば、顧客に再度情報を入力してもらう手間を省くことができます。
情報の再入力を嫌う顧客は少なくないため、手間がかかるなら今後利用しないというケースも出てきます。

情報をショップ側で移行できれば、このように顧客を失うリスクを抑えられるでしょう。
ただしパスワードは移行ができないため、Shopifyへ移行後は初回ログイン時に、顧客がそれぞれパスワードを再設定してもらう必要があります。

Shopifyの顧客管理を使うメリット4つ

Shopifyの顧客管理を使うことには、4つのメリットがあります。

「顧客情報の管理が簡単」
「売上の安定を見込める」
「リピーターを増やしやすくなる」
「データを参考にした商品開発ができる」

です。

Shopifyでの顧客管理のメリット1|顧客情報の管理が簡単

Shopifyの顧客管理は、難しい操作なく情報を簡単に管理できることがメリットです。
わかりやすく情報をまとめ、タグ付けやグループ分けすることにより、顧客の状況をより細かく管理できます。

また、これを社内で簡単に共有できることもメリットです。
誰が見ても分かりやすく情報が管理されているため、情報共有が早くなります。
顧客管理のために費やす時間を短縮できれば、より商品開発や販売促進に注力できるでしょう。

Shopifyでの顧客管理のメリット2|売上の安定を見込める

自社を利用してくれる顧客の数の増減は、売上に影響するケースがほとんどです。
顧客数が増えれば売上は伸びやすいですが、減れば収益も伸び悩んでしまうでしょう。

顧客管理をしていると、顧客数が減少していることを早い段階で知ることができます。すると売上に影響が出る前に対策を講じて、売上減のリスクを減らせます。また自社の顧客の傾向を分析することで、売上を安定して見込むこともできます。


どのような客層にどのような商品がなぜ売れているのかを知ることで、より商品を売るためのヒントが見つかるからです。
自社に求められているものを理解して仕入れ・販売を行うことで、在庫を効率的に捌き安定的に売上を大きくできます。

Shopifyでの顧客管理のメリット3|リピーターを増やしやすくなる

リピーターを増やすことは、売上アップにつながります。新規客を獲得するよりもリピーターを獲得するほうがコストがかからないこともあり、ECサイト運営者としてはリピーターの確保は欠かせない業務でしょう。
リピーターを増やすためには、新規で自社を利用してくれた顧客に対して再購入を促す必要があります。

顧客管理によって得た情報を使うと、顧客それぞれに合ったメール配信やセールを行えます。ニーズに合った内容の販売促進ができれば、リピーターを確保しやすくなるでしょう。

年齢や購入商品、購入総額などの条件によって販売促進の内容を変えれば、よりリピーターを増やしやすくなります。
顧客の情報は、顧客のニーズを探りリピーターになってもらうために活用することが大切です。

Shopifyでの顧客管理のメリット4|データを参考にした商品開発ができる

「どのような商品が売れているのか」「どの商品のカゴ落ち率が高くなっているのか」がわかると、より売れやすい商品のヒントを得られます。なぜ売れているのか、なぜカゴ落ち率が高いのかを分析すれば、顧客が自社ECサイトに求めている商品がわかるからです。

たとえば売れやすい商品のサイズ感やカラー、使い勝手などを参考にすると、同様に売れやすい新しい商品ができるでしょう。
顧客管理では、顧客の商品に対する反応を分析することもできるので、商品開発にも役立つのです。

流行はどんどんと変わっていきますが、顧客管理を定期的に行っていれば、流行の変化にいち早く気づけます。
これにより、時代に取り残されることなく、常に顧客に求められる商品を開発し続けることが可能です。

Shopifyで顧客管理を活用する方法3つ

Shopifyの顧客管理を活用する目的は、リピーターを増やして売上アップすることではないでしょうか。
これはLTV(Life Time Value)とも呼ばれ、「顧客生涯価値」を最大まで上げることになります。
そのための方法を、手順に沿ってご紹介します。

Shopifyでの顧客管理の手順①顧客単位で情報を把握する

顧客それぞれの購買履歴を分析し、まずは情報を全体的に把握します。
このとき役立つのが、「RFM分析」です。

RFM分析は、「Recency」「Frequency」「Monetary」を指標にして分析する手法です。
それぞれの指標を数段階に分けて分類し、マップ化するとさらにわかりやすくなります。

「Recency」は最終購入日を指標値にし、再購買の度合いを計測します。
「Frequency」では累計購入回数を指標値にすることで、自社ECサイトへのロイヤリティ度合いがわかります。
「Monetary」は累計購入金額を指標値にし、購買力を測ります。


扱う商品やショップの規模により、何段階に分けるのかを決めるといいでしょう。

Shopifyでの顧客管理の手順②顧客をセグメントに分ける

段階ごとに、顧客をセグメントに分けていきます。
セグメントは、ECサイトそれぞれの状況に合わせて分けることが大切です。
たとえば「新規顧客」「休眠顧客」「安定顧客」などと分けることもできます。

また段階数が多い場合は、各グループを集約してセグメント分けするのもいいでしょう。
「購入頻度も累計購入金額も高く、最近購入している」「購入頻度も累計購入金額も低いが、最近購入している」などといった具合です。セグメントが多すぎることも問題なので、扱いやすい数に抑えつつ、わかりやすい分け方を心がけましょう。

Shopifyでの顧客管理の手順③セグメント別にマーケティング施策を検討・実行する

最後に、セグメント別に適切なマーケティング施策を検討して実行するステップです。
セグメントごとに似たような状況の顧客が集まっているので、それぞれに効率的にアプローチできるマーケティング施策を考えてみましょう。

たとえば、「購入頻度も累計購入金額も高く、最近購入している」セグメントの顧客は、いわゆる優良顧客といえます。
ECサイト運営者にとっては、何よりも離脱を予防しなければならないセグメントです。特別感のある施策を準備する必要があるでしょう。高いポイント還元率を用意したり、顧客満足度が上がる特典を用意したりするのも効果的です。

これに対して、「購入頻度も累計購入金額も低いが、最近購入している」セグメントの顧客は、新規顧客の可能性があります。
リピータとして囲い込むためには、クーポンの発行や新商品の案内メールを送るなどの施策が有効でしょう。

「購入頻度も累計購入金額も高いが、最近の購入がない」セグメントの場合は優良だった顧客が休眠または離脱している可能性があるので、より強力な施策が必要です。自社へ再度囲い込むためには、お得感のある割引の実施や丁寧な商品紹介メールを送るなどの施策がいいでしょう。

休眠や離脱の理由がわかればより効果的な施策が検討できるため、顧客それぞれに現状をヒアリングするのも1つの手です。

DMMチャットブーストではshopifyの構築に関する記事もございますので、ぜひご覧ください。

Shopifyの顧客管理はアプリで自動化もできる

売上をアップさせるためにも欠かせない顧客管理ですが、これをすべてこなすのには時間も手間もかかります。
Shopifyにはこれらの作業を自動化するためのアプリがあるので、ぜひ活用してください。


自動化することでミスが減り、効率的にマーケティングできるのもメリットです。

HubSpot CRM【コンテンツ管理に長けたツール】

引用:hubspot.jp

HubSpotは、アメリカに本社を置くHubSpot社によるマーケティングプラットフォームです。
Shopifyと連携することで、主に下記の機能が使えるようになります。

  • 製品に基づく顧客のセグメント化
  • リスト機能による顧客の分析
  • キャンペーンを自動化するワークフロー作成
  • カゴ落ちメールの作成と自動送信

コンテンツ管理に長けたツールとされていて、機能は制限されるものの無料での利用も可能です。

Easy Tagging【顧客を自動でタグ付け可能】

引用:apps.shopify.com

Easy Taggingアプリを使うと、顧客それぞれを自動でタグ付けしてくれます。
タグ付けのルールはサイト運営者が設定できるので、自社に合ったタグを付けられることも魅力です。
ルールは、商品情報や注文情報、顧客情報などによって作成できます。

アプリ導入前にタグ付けした顧客についても、あらためて設定したルールで改めてタグ付けが可能です。
手動でタグ付けする手間がなくなれば、顧客管理をよりマーケティングに活用できるのではないでしょうか。

Shopifyの顧客管理を活用して売上アップをめざそう!

顧客管理は、リピーターを増やして売上増を見込むために欠かせません。
Shopifyの顧客管理機能はわかりやすく、アプリを導入することで作業を自動化できることも魅力です。


ECサイトの規模や運営者数などを考慮し、効率的で効果的な顧客管理を行いましょう。そして、リピーターを増やすためには、顧客満足度を上げることも大切です。DMMチャットブーストは、ShopifyとLINE公式アカウントを連携可能です。

LINEでの顧客サポートが24時間いつでも顧客対応が可能になります。Shopifyの顧客情報と連携することで、配送状況照会や商品の検索など、顧客が欲しい答えをすぐに出せるうえに、タグに応じたメッセージ配信もLINEで可能です。

LINE上で商品の検索や提案、購入もできるので、マーケティング施策の1つとしてぜひご活用ください。

DMMチャットブーストではshopifyで導入できるAmazon Payに関する記事もございますので、ぜひご覧ください。

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