【最新版】ShopifyをBASE・STORESと比較|ビジョンや規模に合わせておすすめを紹介

【最新版】ShopifyをBASE・STORESと比較|ビジョンや規模に合わせておすすめを紹介

「ShopifyがEC業界で人気なようだけど、他と比較して何が魅力なのだろう」
「新規のEC構築のためにECプラットフォームを機能面で比較したい」

これからオンラインショップを立ち上げる予定の方の中には、このようなお悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。

ECサイトを構築できるサービスを提供している会社は数多く存在しますが、代表的な大手の会社にShopify、BASE、STORESの3社の名が挙げられます。取り扱う商品や事業の規模の大きさ、日本国内をメインに展開するか、またはグローバルに世界を視野に入れる越境ECサイトにするのか、で選択の基準は変わってくるでしょう。

今回はShopify、BASE、STORESの大手3社を取り上げ、

・サービスの概要や拡張性
・SNSや決済サービス業者との連携

について比較します。事業目的に合うECプラットフォーム選びの参考になれば幸いです。

DMMチャットブーストでは👉ShopifyとBASEに関する記事もございますので、ぜひご覧ください。

DMMチャットブーストforEC

【詳細】Shopify・BASE・STORESの手数料や決済サービスを比較

はじめに、それぞれの基本情報をお伝えしていきます。

Shopifyは2006年からサービスをスタートさせたカナダ発の多国籍eコマースサービスです。
多くの国で利用されているサービスのため、拡張機能が非常に充実しています。

BASEは2012年からサービスをスタートさせた日本発のeコマースサービスです。
SMAPの香取慎吾さんがCMのタレントを務め、日本で使われるeコマースプラットフォーム企業としては指折りの認知を誇っています。

STORESは2012年からサービスをスタートさせた日本発のeコマースサービスです。
開設の手軽さから人気を集め、2021年1月1日をもってヘイ株式会社へ統合したことが話題となりました。

以上3つのサービスを図を用いて説明していきます。

3社の料金・手数料を比較 

まずはそれぞれの料金・手数料について見ていきましょう。
初期費用はどのサービスも無料ですが、月額費用と手数料については差があります。

Shopifyは29ドル〜299ドルの月額費用がかかる一方で、BASEとSTORESは月額費用無料です。
3社とも決済手数料がかかりますが、BASEは40円の固定手数料があることが特徴です。

 

Shopifyと他社の決済方法を比較 

ShopifyにはShopifyペイメントという特徴的な支払いシステムが採用されています。
事業者は通常、ECサイトで決済サービスを利用開始するための審査に時間を要します。

これがShopifyペイメントであれば、設定完了後すぐにクレジットカード決済に対応できることでスピード感のあるショップ立ち上げが可能になります。また、お客様がShopifyペイメントを利用した場合、決済完了までの過程がスムーズになるため情報入力の際の離脱率を下げることができます。

 

Shopifyと他社の海外対応を比較 

次に、各社の海外対応を比較して見ましょう。
BASE・STORESは英語のみ対応可能であるのに対し、Shopifyは19ヶ国語に対応しています。これはShopifyがカナダ発のECプラットフォームであること、より多くの人に商品を届ける特徴があるためです。

しかし、カナダの企業であるため、サポートが英語でしか受けられないというデメリットもあります。ただ、Webサイト上のHelpページは日本語で書かれています。基本的に何か調べるとしたらWebサイトの情報で解決できますから、ここは特に問題ないでしょう。
驚くべきことに、Shopifyのサポートセンターは24時間稼働しており、英語が共通語の国ではこのサポート体制も広く評価されています。

 

Shopifyと他社のサイト制作機能を比較 

次にサイトの機能を詳しく見ていきましょう。
当然ですが、商品の登録数はShopify・BASE・STORESどれも無制限です。

商品写真登録数についてはShopifyの登録数が圧倒的に多いですが、他社に関しても十分な枚数登録できるため大きな違いはありません。
気になるのが、テンプレートの数です。無料のものだけを見ればSTORESに軍配が上がっていると言えるでしょう。

注意すべきはテンプレートの質についてです。テンプレートが「使えるものか」に視点をずらした際に、自社の商品やサービスの性質に適したテンプレートがある会社を選ぶことが大切です。

 

3社のブログ・SNS連携機能を比較 

ブログやSNS連携はEC事業を展開していく上で大切です。
現在、TwitterやInstagramを入り口にし、投稿や広告を通じて接点を得たお客様をサイトに誘導する手法がよく使われているからです。

また、Googleで検索された際にサイトが上位表示するためのSEO施策が可能かどうかも重要です。
なぜなら、検索を叩くお客様は購入に近いということになるため、なるべくサイトを見つけられる位置に表示させた方が良いためです。

ブログやSNS連携に関しては

Twitter
Instagram
Facebook

の3大SNSは網羅されていますが、BASEに関してはLINE公式アカウントやAmebaといった強力なツールとの連携が可能になっています。一方で、SEOにおいてはShopifyが強いです。それはShopifyがSEO対策の1つとして、自社のWebサイトに構造化データを設置できるようになっているからです。

「構造化データ」とは、Webサイトにあるさまざまな情報を「検索エンジン」に伝える技術のことです。
Googleの検索エンジンはデータを用いて検索順位を決めますが、あくまで機械なので、構造がわかるサイトを優遇する傾向があり、Shopifyでサイトを構築した事業者は「構造化データ」を利用できる特権を得ることができます。

 

Shopifyは事業を拡大する予定の人におすすめ

Shopifyは事業を拡大する予定の人におすすめします。理由は以下の3つの特徴があるからです。

  • ストア分析機能により高度な分析が可能
  • BASEやSTORES以上に決済方法が豊富
  • 国内だけでなく海外販売にもしっかり対応

順番に説明します。

 

特徴1|ストア分析機能により高度な分析が可能

Shopifyには高度なストア分析機能がついており、効果改善のための施策をデータを元に行えます。
これにより、売上を最大化が可能になります。

Google Analyticsからデータが取得できるため、マーケティング活動がしやすい特徴があります。

特徴2|BASEやSTORES以上に決済方法が豊富

Shopifyペイメントによる決済が行えるのはShopifyだけです。
Shopify内で決済が完結するため、事業者、お客様の両者にとって快適なサービスとなっています。

 

特徴3|国内だけでなく海外販売にもしっかり対応

商品をさらに多くの人に広げたい、売上を伸ばしていきたい事業者は海外まで視野を広げるでしょう。
そのため、英語以外の言語に対応しているShopifyは事業を拡大したい人にとって最適なプラットフォームと言えるでしょう。

 

BASEは低コストでECサイトを運営したい人におすすめ

BASEは低コストでECサイトを運営したい人におすすめです。

理由は以下の3つの特徴があるからです。

  • 国内でECサイトを運営する上で十分な決済方法に対応
  • 無料(持ち出しはゼロ!)でネットショップを作ることができる
  • BASE App(拡張機能)によるサポート機能が充実

順番に解説します。

 

国内でECサイトを運営する上で十分な決済方法に対応

BASEの決済方法の特徴は「BASEかんたん決済」を利用できることです。
もちろんクレジットカード、コンビニ決済、Paypalなど、国内向けのECサイトを始めるなら、十分な決済手段が利用できます。

 

無料(持ち出しはゼロ!)でネットショップを作ることができる

BASEは月額費用がかからず、商品が売れたら手数料が発生するビジネスモデルを採用しているため、持ち出しゼロでネットショップを作ることが可能です。したがって、資金面に不安がある方が小さくスタートするときに好まれて利用されます。

 

テンプレートの数が豊富|PC初心者でも作成が可能

次にテンプレートの数が豊富なこともBASEの強味の一つです。取り扱うプロダクトに合うテンプレートを採用すればサイト開発の手間を省くことができ、PC初心者の方でも比較的容易にネットショップをオープンできます。

 

BASE App(拡張機能)によるサポート機能が充実

BASEでは、「BASE Apps」という様々な拡張機能があり、
「Official Apps」
「Connect Apps」
の2つに分かれます。

「Official Apps」はBASE独自で開発した拡張機能で「Connect Apps」はBASE以外の、様々なサービスを展開する企業と提携した拡張機能です。これらの二つを合わせ、70個以上のAppsがあります。無料のものもあるため、低コストでECサイトを構えたい企業におすすめです。

 

STORESは月商100万円以下の人におすすめ

STOERSは月商100万円以下の人におすすめです。

理由は以下の3つの特徴があるからです。

  • ZOZOTOWNとの連携によりECサイトの幅が広がる
  • 無料プランの幅が広く、無料でECサイト運営が可能
  • 有料プランにすると「決済手数料」が安くなる

順番に説明していきます。

 

特徴1|ZOZOTOWNとの連携によりECサイトの幅が広がる

STORESは現在ZOZOTOWNを運営している会社の子会社となり、ZOZOTOWNの恩恵を強く受けられるようになりました。

例えば、ZOZOTOWNの倉庫を利用し、発送を行なったりする機能も利用可能に。小規模な事業者はタスク量が多くなる傾向にあるため、負担を減らすことができます。

 

特徴2|低コストでECサイト運営が可能

月額1,980円の有料プランの他にコストを抑えることができます。
インターネットストアに必須な機能が充実しており、アクセス解析機能やレビュー機能など運営の幅が広がります。

特徴3|有料プランにすると「決済手数料」が安くなる

無料プランと有料プランでは決済手数料の差も存在し、無料プランの5%から有料プランに移行することで3.6%の決済手数料に下げられます。

DMMチャットブーストではShopify・BASE・STORESに関する記事もございますので、ぜひご覧ください。

比較結果を見て自分のECサイトの規模に合わせて選ぼう

Shopify・BASE・STORESを比較してきましたが、総合的に見てShopifyがおすすめです。
今後日本でも広く普及していくサービスになっていくでしょう。

また、Shopifyを利用する際はDMMチャットブーストの利用がおすすめです。
ECサイトを長期的に運用していくのであれば、既存顧客と接点を持つことが重要だからです。

多くのEC事業者はShopifyとLINE公式アカウントを組み合わせ、リピーターを増やす施策を実行しています。
その際、顧客が急激に増えるため、カスタマーサービスに追われることになるのですが、DMMチャットブーストがそれらの問題を解決してくれます。

Shopifyの機能を色々と自動化し、売上が伸び、お客様からの嬉しい声がたくさん届くことをぜひ実感してください。
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DMMチャットブーストではShopifyに関する記事もございますので、ぜひご覧ください。

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