ネットショップの売上高ランキングTOP10

【最新版】ネットショップの売上高ランキングTOP10!【国内・海外】

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ネットショップの売上高ランキングが知りたい!という方も多いのではないでしょうか。

世界的なスマートフォンの普及にともなって拡大したEC市場は、新型コロナウイルス対策としての側面も注目されており、特定の分野に限らず、様々な分野でさらなる成長が見込まれています。日本はEC化が進んでいる国の1つではあるものの、アメリカや中国に比べると市場規模はいまだ発展途上です。

この記事では、日本、アメリカ、中国におけるネットショップの売上高ランキングについて紹介します。ECサイトを運営するうえで本記事が参考になれば幸いです。

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【国内】ECサイトの売上高ランキングTOP10

多くの企業が出店するECモールに比べて、ECサイトの売上は少ない傾向にあります。
しかし、近年のEC市場の成長によって、1,000億円規模のECサイトも増加しています。

以下では、月間ネット販売の2020年度調査をもとに、国内におけるECサイトの売上高ランキングについて紹介します。

ECサイト売上高ランキング(国内)
1位 Amazon
2位 ヨドバシ.com
3位 ZOZOTOWN
4位 ビックカメラ.com
5位 ユニクロ
6位 DELL
7位 オイシックス・ラ・大地
8位 dinos
9位 ジャパネットたかた
10位 Joshin webショップ

 

【国内】ECサイトの売上高ランキング1位|Amazon

引用:amazon.co.jp

Amazonは、前年比14.1%増1兆7,443億円で1位となっています。同調査は国内ECサイトを対象としているため、Amazon Japanのみの売上です。

Amazonの強みは、国内大手メーカーと共同でのプライベートブランド展開プライム会員を対象とした即日配送です。Amazonは、アパレルや食料品を中心に、100以上のプライベートブランドを運営しています。

成功の要因は、ブランドごとに商品やターゲットの的確なすみわけをした点ですAmazonのプライベートブランド戦略は、低価格かつ幅広く手がける主要ブランド、中堅価格かつ一部の客層に絞った小規模ブランドの二本柱で支えられています。

また、独自の物流網による即日配送も特徴的です。ECモールとしてのノウハウを活かして物流の効率化に力を入れており、一般的なECサイトでは太刀打ちできないほどのスピーディーな配送を実現しています。

 

【国内】ECサイトの売上高ランキング2位|ヨドバシ.com

引用:yodobashi.com

ヨドバシカメラが運営するヨドバシ.comは、前年比14.3%増1,385億円で2位となっています。
家電からオフィス用品、日用品まで幅広く手がけており、グループ会社の石井スポーツストアを同サイト内に開設するなど、充実したジャンルでアプローチしています。

また、店舗での購入と同様、10%のポイント還元をしている点も特徴的です。キャンペーンや抽選によって10%のポイント還元が得られるECサイトはほかにもありますが、常時10%のポイントが付与されるECサイトは希少です

さらに、ヨドバシ.comでは独自の配送システム「ヨドバシエクストリーム」を確立しています。配送まで自社でまかなうことによって、注文時に配送時間がわかるシステムを実現しています。

 

【国内】ECサイトの売上高ランキング3位|ZOZOTOWN

 

引用:zozo.jp

アパレルに特化したECサイトのZOZOTOWNは、前年比6.0%増の1,255億円で3位となっています。
サイズ合わせがシビアなアパレル商品を専門で扱うZOZOTOWNは、ユーザビリティを意識した運営が特徴的です。

とくに、専用スーツを着用すると全身のデータを記録できるZOZOSUITS、スマートフォンのカメラで足のサイズを細かく計測できるZOZOMATは画期的です。

また、ECサイトが実店舗に比べてコーディネートのイメージをしにくい点に着目したファッションアプリ「WEAR」も成功を収めています。ユーザーはWEAR上で検索すれば、実際に着用している様子やコーディネートのバリエーションを確認して、購入を検討できます

 

【国内】ECサイトの売上高ランキング4位|ビックカメラ.com

引用:biccamera.com

ビックカメラが運営するビックカメラ.comは、前年比25.7%増の1,081億円で4位となっています。店舗面積が広く、店舗においても配送受付が多い家電量販業界は、ECとの相性がよいといわれています。

ビックカメラがECにおいて成功している要因は、実店舗とECサイトでうまくシナジーを生んでいるためです。
電子商品札にスマートフォンをかざすと商品詳細を確認できたり、アプリ上で商品の取り置きができたりと、OMO(Online Merges with Offline)施策に取り組んでいます。

 

【国内】ECサイトの売上高ランキング5位|ユニクロ

引用:uniqlo.com

アパレル大手のユニクロは、前年比32.0%増の832億円で5位となっています。
2020年度調査において30位以内にランクインしたECサイトの中で、もっとも前年比の成長が大きいECサイトです。

ユニクロを運営するファーストリテイリングは、グローバルECに力を入れており、各国における売上構成比30%を目標に掲げています。
着こなし発見アプリ「スタイルヒントのリリース、リアルとバーチャルを融合させた最新型店舗のオープンなど、積極的に新サービスを推進する姿勢が特徴的です。

 

【国内】ECサイトの売上高ランキング6位|DELL

引用:dell.com

パソコンや関連商品を手がけるDELLは、推定630億円で6位となっています。
DELLはインターネット黎明期の1996年にECを開始して、2021年現在では80か国以上でEC販売を実施しています。

DELLが日本国内におけるEC販売を開始したのは1997年です。業界初のパイオニアとしてECにおける地位を確立するとともに、着実に市場を開拓しており、すでに約8割はオンライン販売となっています。

さらに、2000年にはオンラインとオフラインの連携にもいちはやく取り組んでいます。全国の量販店に展示中のパソコンをECサイトにアクセスできる状態にしておき、店舗からオンライン注文できる仕組みを整えました。

 

【国内】ECサイトの売上高ランキング7位|オイシックス・ラ・大地

引用:oisixradaichi.co.jp

食料品をメインに扱うオイシックス・ラ・大地は、前年比8.0%増の613億円で7位となっています。

オイシックス・ラ・大地のメイン商材であるオーガニック食品について、日本は主要先進国の中でも市場規模が小さく、同社にとっては厳しい状況です。そのため、集客導線の確保にはとくに力を入れています

同業のでぃっしゅぼーやDEAN&DELUCAを運営するウェルカムと提携したほか、三越伊勢丹NTTドコモとも連携して販路を拡大しています。今後も顧客データベースをもつ企業との連携を強める意向です。

 

【国内】ECサイトの売上高ランキング8位|dinos

引用:dinos.co.jp

カタログ通販中心のdinosは、前年比1.9%増581億円で8位となっています。
dinosのEC戦略は、カタログとアプリの融合による脱クッキーです。Googleが主導する脱クッキーの動きにいちはやく対応し、アプリとカタログをリンクさせたアプローチを強化しています。

2020年10月のアップデートでは、カタログをスマートフォンでスキャンすると、在庫数やクーポンなどを表示できる機能が実装されました。カタログ上で見つけた商品を検索する工程を省略することによって、離脱を防止する狙いもあります。

ITトレンドへの適応とUXの改善を両立する施策は、ユーザーから高い支持を得ている要因の1つです。

 

【国内】ECサイトの売上高ランキング9位|ジャパネットたかた

引用:japanet.co.jp

テレビショッピングで有名なジャパネットたかたは、前年比2.0%増の推定580億円で9位となっています。
ジャパネットたかたがECにおいても成功を収めた要因は、独自の強みを活かしたスタイルです。テレビショッピングで確立した訴求トークを、ECサイトにおいても実現するべく、すべての商品に45秒間の紹介動画をつけています。

ジャパネットたかたは、その過程で取扱商品数を9割以上も減らしており、もともと8,500点あった商品数は600点まで減少しました。
ECサイトの強みである幅広い商品の取り扱いを捨ててまで、自社のスタイルを貫いた点は売上に大きく寄与しています。

 

【国内】ECサイトの売上高ランキング10位|Joshin webショップ

引用:joshinweb.jp

上新電機が運営するJoshin webショップは、前年比4.8%増の571億円で10位となっています。
Joshin webショップの特徴は、最新鋭の物流システムと積極的なO2O施策です。AIや無人搬送車を活用して物流プロセスを効率化させるとともに、複数拠点に分散していた在庫を1つの大型拠点にまとめました。

阪急阪神不動産三菱地所と共同で開発した物流施設「ロジスタ・ロジクロス茨木彩都A棟」は延床面積35,000坪を超える規模です。また、O2O施策の面では、顧客データの共有やシームレスな在庫管理の実現によって、オフラインとオンラインにおける接客を相互に補完しています。

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【国内】ECモールの売上高ランキングTOP5

さまざまなネットショップが出店するECモールは、単独のECサイトに比べて売上をあげやすい販売形態です。出店する店舗側にも自社で集客する必要がない点や手軽に出店できる点などのメリットがあります。

以下では、2019年の各社決算報告をもとに、国内のECモールの売上高ランキングについて解説します。

ECモール売上高ランキング(国内)
1位 楽天市場
2位 Amazon
3位 Yahoo!ショッピング
4位 ZOZOTOWN
5位 auPayマーケット

 

【国内】ECモールの売上高ランキング1位|楽天市場

引用:rakuten.co.jp

1990年代からEC業界に参入した老舗の楽天市場は、3兆9,000億円で1位となっています。登録ユーザー数は約1億人にのぼっており、国内向けECでは最大規模の市場を築いています。

楽天市場は、2020年に大きく売上を伸ばしました。新型コロナウイルスの感染が拡大した4~6月には、新規購入者数が前年同期比63.1%、1年以上購入していなかった休眠顧客が前年同期比80.9%も増加しています。同時期に出店数も約2,000店ほど増加して、50,000店を突破しています。

 

【国内】ECモールの売上高ランキング2位|Amazon

世界最大のECモールであるAmazonは、2兆1,893億円で2位となっています。日本国内においては楽天市場に次いで2位となっているものの、Amazonは世界的なマーケットをもっています。

また、楽天市場が出店型のECモールであるのに対し、Amazonは出品型のECモールです。出店型のECモールは、モール内に店舗ページをもって店舗ページ内に出品するシステムですが、Amazonは簡易的な出品者情報ページがあるのみです。

商品をメインとしており、シンプルな構成が特徴的です。

 

【国内】ECモールの売上高ランキング3位|Yahoo!ショッピング

引用:shopping.yahoo.co.jp

Yahoo!が運営するYahoo!ショッピングは、約9,000億円で3位となっています。Yahoo!ショッピングの特徴は、PayPayが利用できる点です。ソフトバンクとの連結子会社化によって、同社が運営する決済手段のPayPayを導入しました。

当初は高年齢層のユーザーが多かったものの、PayPayの導入やソフトバンクユーザーを中心としたキャンペーンの実施によって若年層へのアプローチも強化しています。

 

【国内】ECモールの売上高ランキング4位|ZOZOTOWN

8,000ブランド以上のアパレル商品を取り扱うZOZOTOWNは、3,450億円で4位となっています。
2019年にYahoo!の傘下に入りましたが、それぞれ独立したECモールとして運営されています。

Yahoo!との提携によってPayPayモール内にもZOZOTOWNの人気ブランドが展開しており、販路を拡大しています。

 

【国内】ECモールの売上高ランキング5位|auPayマーケット

引用:wowma.jp

KDDIグループが運営するauPayマーケットは、1,287億円で5位となっています。auPayマーケットの特徴は、豊富な決済手段です。各社クレジットカードやキャリア決済はもちろん、ゆったり後払いやアトディーネなどにも対応しています。

また、auPayマーケットに出店すると、中国の越境ECモール「豌豆公主」にも展開できます。物流や多言語対応の面でもサポートを受けられるため、はじめて越境ECに挑戦する事業者も安心です。

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【海外】ECサイトの売上高ランキングTOP3

EC需要が高まっているのは日本だけではありません。世界的にもスマートフォンの普及が進み、コロナ禍においてあらゆるサービスのEC化はさらに加速しています。また、先進国の中には、日本以上に発達したECネットワークを構築している国もあります。中でも、EC大国として有名なのは中国とアメリカです。

以下では、中国とアメリカにおけるECサイトの売上高ランキングについて解説します。

 

【中国】ECサイトの売上高ランキング

中国のEC市場は、2018年から毎年50兆円規模で成長しています。パソコンやスマートフォンの普及も進み、ネット人口も10億人に迫る勢いです。そのため、EC市場の規模もさらなる成長が予想されています。

ECサイト売上高ランキング(中国)
1位 天猫(Tmall)
2位 京東(JD.com)
3位 唯品会(vip.com)

 

天猫(Tmall)

引用:tmall.com

アリババグループが運営する天猫(Tmall)は、中国EC市場において50%以上のシェアを獲得しています。天猫の特徴は、厳しい出店基準です。個人の出店は一切認めておらず、出店できるのは企業のみであるうえ、厳しい出店基準を設けています。

また、正規品保証もユーザーから支持を得ている要因です。模造品ビジネスが横行する中国において、正規品保証は多くのユーザーが重視しているポイントです。

 

京東(JD.com)

引用:jd.com

テンセントグループが運営する京東(JD.com)は、天猫に次いで、高いシェアをもっている総合ECサイトです。京東の特徴は、企業から商品を仕入れて販売するBtoBtoCスタイルです。

幅広いジャンルの商品を取り扱っているものの、とくにパソコンをはじめ、デジタル家電の販売が多くを占めています
また、京東は独自の物流ネットワークを構築しており、スピーディーな配送を実現しています。

 

唯品会(vip.com)

引用:vip.com

2008年にサービスを開始した唯品会(vip.com)は、女性顧客を中心に高い人気となっています。
海外のブランドと提携しており、商品を直接仕入れているため、唯品会で販売されているのはすべて正規品です。

万が一、商品が正規品でない場合の全額保証はもちろん、7日以内であれば返品が可能です。
さらに、有名ブランドの正規品が期間限定で安く購入できるフラッシュセールも人気の要因となっています。

 

【アメリカ】ECサイトの売上高ランキング

世界のIT産業を推し進めるアメリカは、ECにおいても非常に進んでいます。
最大手のAmazonを筆頭に、WalmartTargetなどの小売EC、eBayをはじめとするCtoC-ECと、さまざまなECサイトが生まれています。

ECサイト売上高ランキング(アメリカ)
1位 Amazon
2位 Walmart
3位 eBay

 

Amazon

引用:amazon.com

いまや世界的に利用されているAmazonは、もともとアメリカ発のサービスです。ECを中心としつつも、即日配送システム音楽や映画のサブスクリプションサービスなど、つねに時代の先をゆくサービスを提供しています。

近年では、無人コンビニのAmazon Goが話題となっており、Amazonに続く形でコンビニ各社も無人化への計画を進めています。

 

Walmart

引用:walmart.com

世界最大のスーパーマーケットチェーンであるWalmartは、EC事業においてもAmazonに次ぐ地位を確立しています。
Walmartは、テクノロジー分野の企業を買収して得たノウハウを活かして、デジタル化を進めていくスタイルが特徴的です。

家主が外出中の場合、配送スタッフが家にあがって冷蔵庫まで配達する「インホーム」は、生鮮食品も安心して購入できると評価されています。

 

eBay

引用:ebay.com

世界190か国に展開するeBayは、CtoC-ECのパイオニアとして注目されているサービスです。
通常出品のほかにオークション形式の出品方法もあり、世界最大のオークションサイトとしても知られています。

また、ユニークな出品が多い点もeBayの特徴です。過去にはテキサス州の家や世界的投資家のウォーレン・バフェット氏とのランチが出品された例もあります。

 

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上位ランキングに位置するネットショップの特徴

ランキング上位のECサイトは、業種やジャンルはそれぞれ異なりますが、操作性やサービスの面ではいくつか共通点があります。
ECサイトの売上を向上させるためには、上位サイトに共通する特徴を理解することが大切です。

以下では、ランキング上位のECサイトに共通する特徴について解説します。

直感的に操作できる
商品画像が多い
スマートフォンで見やすい
決済手段が豊富
カスタマーサポートの充実

直感的に操作できる

ECサイトに限らず、直感的に操作できるWebサイトはユーザーから好まれます。ユーザビリティを改善するには、ユーザーの動きや思考を考えることが必要不可欠です。

まず、トップページではファーストビューを意識すべきです。ファーストビューからカテゴリや検索窓、カートなどの各要素にアクセスできるようにします。

また、商品選択から購入完了までの流れも重要です。商品をカートに入れてカゴ落ちするユーザーの割合は約7割ともいわれています。
入力項目を減らしたり、操作をわかりやすくしたりするだけでも、カゴ落ちリスクを低減させられるでしょう。

商品画像が多い

商品ページの充実度もユーザビリティに大きく関係します。とくにECサイトで重視すべきポイントは商品画像です。実際に商品を手にとれないECサイトでは、商品画像がユーザーにとっての判断基準となります。

そのため、商品画像が少なかったり、画質が悪かったりすると売れにくくなります商品画像の量と質にこだわることで、商品が売れやすいECサイトづくりにつながるでしょう。

スマートフォンで見やすい

近年のWebサイトにおいては、スマートフォンでの視認性が重要視されています。
とくにBtoCサイトでは、一般的にモバイルユーザーの割合が7~8割程度です。そのため、Webサイトのデザインや制作はパソコンで行うことがほとんどですが、実装前にはかならずモバイル環境でチェックすべきです。

また、Googleからもモバイルデバイスにおける操作性や視認性を優先するMFI(Mobile First Index)がアナウンスされています。今後、スマートフォンで利用しやすいWebサイトの重要性はさらに増していくでしょう。

決済手段が豊富

近年、従来のクレジットカードに加えて、タッチ決済やQRコード決済などの新たな決済方法が主流となっています。
実店舗だけでなく、ECサイトにおいてもコード決済アプリにチャージした残高を利用できるサービスが増えています

決済サービス各社のポイント還元などによって、ロイヤルティの高いユーザーも一定数おり、利用できる決済手段を店舗選びの基準とするケースもあります

カスタマーサポートの充実

カスタマーサポートが充実している点も、売上をあげているECサイトの特徴です。
正規品保証や返品の対応、チャットによるサポートなどがあります。問い合わせ対応にリソースを割くのが難しい場合は、AIによるチャットボットを利用するのも1つの手です。

問い合わせしやすい環境を整えることがユーザーからの信頼につながります。

 

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【EC部門の基礎知識】ネットショップの種類

ネットショップとは、オンラインで商品を販売するショップの総称です。
Electronic Commerce(電子商取引)の頭文字をとってECショップとも呼ばれます。

ネットショップには、大きく分けて2種類のタイプがあります

ECサイト
ECモール

以下では、ECサイトとECモールの違いについて解説します。

ECサイト

ECサイトとは、オンラインで商品を販売するWebサイトです
広義ではAmazon楽天市場などのECモールもECサイトに含まれますが、一般的には自社独自のサイトを立ち上げて販売する方法を指します。ECサイトを利用するメリットは、デザインの自由度利益率の高さです。

ECモール内に出店する場合、ショップのデザインや機能には制限があります。モールの仕様上、対応していない部分は実装できません
また、自社で立ち上げたECサイトでは販売手数料がかからないため、利益率が高い点も強みです。
なお、BASESTORESなどのASPカートを利用してECサイトを開設する場合、販売手数料が課されるサービスもあります。

 

ECモール

ECモールとは、オンラインで商品を販売するプラットフォームです。自社の商品を販売するためのWebサイトとは異なり、さまざまな企業がECモール内にネットショップを出店します。主要なECモールには、以下のようなものがあります。

・Amazon
・楽天市場
・ZOZOTOWN

ECモールを利用するメリットは、出店の手軽さ集客力の高さです。

ECサイトを開設する場合、みずからWebサイトを構築する必要があるのに対し、ECモールでは簡単な申請のみでネットショップを出店できます。そのため、ECサイトの構築にリソースが割けない方や手間をかけずにECサイトを運営したい方に向いています。

また、集客力に長けている点もECモールのメリットです。
ECサイトにおける集客では、まず導線を確保する必要があります。

実店舗の知名度が高かったり、SNSで多くのフォロワーがいたりする場合は問題ありませんが、はじめはWebサイトへの流入を獲得するのもなかなか難しいでしょう。

一方、ECモールには既存のユーザーがいます。会員ランクやポイントなどのシステムにより、ロイヤルティの高いユーザーも一定数いるため、購入につながりやすい傾向があります。

 

EC市場の動向|利用者は増える?

ネットショップには、国内向けに商品を販売する国内ECと、国外向けに商品を販売する越境ECがあります。
オンラインで商品を販売する点においては同じビジネスモデルですが、国内ECと越境ECの市場は大きく異なります。そのため、市場の動向や規模もそれぞれチェックしておく必要があるでしょう。

以下では、国内EC市場の規模と越境EC市場の規模について解説します。

国内EC市場の規模

経済産業省では1998年からEC市場に関する調査を実施しています。23回目となる2020年のBtoC-EC市場の規模は19.3兆円でした。前年の19.4兆円からほぼ横ばいでの推移となっています。

1998年の調査開始以来、BtoC-EC市場の規模は毎年拡大しており、前年比で減少傾向となったのははじめてです。また、分野別の市場規模をみると新型コロナウイルスの影響が表れています。

外出自粛や接触機会軽減の要請によって、物販系分野では前年比20%超の拡大をみせる一方、サービス系分野では36%の縮小を示しています。サービス系分野の主な縮小要因は、旅行や飲食、チケット販売サービスの売上減少です。

なお、BtoB-EC市場は前年比5.1%減CtoC-EC市場は前年比12.5%増となっています。

引用:meti.go.jp

越境EC市場の規模

経済産業省は、日本・中国・アメリカの3か国間における越境EC市場の規模も調査しています。

2020年の各国における越境EC購入額に関する調査によれば、日本は前年比7.6%増の3,416億円、中国は前年比9.9%増の1兆7,108億円、アメリカは前年比16.3%増の4兆2,617億円です。

いずれの国でも増加傾向を示しており、コロナ禍においても越境EC市場への期待が高まっています。

ネットショップのランキングを参考にしよう

ネットショップの売上高ランキングをみると、それぞれのECサイトで業種や商品は大きく異なります。
しかし、ユーザビリティの高さや信頼を得られる運営体制は共通しています。

ECサイトの売上をあげるうえで大切なのは、ユーザー目線でサービスを提供できるかどうかです。
ユーザーが利用しやすいECサイトを目指すことで、売上の向上にもつながるでしょう

ネットショップを運営していくと、カスタマーサポートやクーポン配信など、さまざまな対応が必要になってきます。
「DMMチャットブースト」には、問い合わせへの自動応答や来店予約、ショップカードなど、LINEと連携しお客様のショッピングをより快適にする豊富な機能が揃っています。

本格的に運営を始めたいという方は、ぜひツールの導入も検討してみてください。

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