LINE公式アカウントのタイムライン機能

LINE公式アカウントのタイムライン(LINE VOOM)機能の活用方法を徹底解説

LINE公式アカウントのタイムライン(LINE VOOM)についてご存知でしょうか?

LINE公式アカウントは、企業・店舗専用のアカウントであり、一般アカウントとは区別されます。昨今では、企業がLINE公式アカウントを導入する例も増えています。

LINE公式アカウントにはLINE VOOMの投稿・配信機能があるものの、

・LINE VOOMがどういう機能なのかわからない
・LINE VOOMを販促につなげる活用方法がわからない

と悩んでいる方も多いでしょう。

今回の記事では、LINE公式アカウントのLINE VOOM投稿について解説します。実際の投稿事例もあわせて紹介しますので、ぜひアカウント運用の参考にしてください。

LINE公式アカウント運用のコツに関する記事も合わせてご覧ください。

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LINE公式アカウントはタイムライン(LINE VOOM)投稿ができる

LINEにはLINE VOOM画面があり、「友だち」の投稿や自分の投稿が表示されるようになります。スマートフォンであれば、LINE VOOM画面の右下のボタンを押せば、LINE VOOM投稿ができます。自分の投稿は、友だち全員、もしくは選択した友だちに対して公開されます。

企業・店舗用アカウントであるLINE公式アカウントも、このLINE VOOM投稿を活用できます。例えば新商品をPRしたい時に、このLINE VOOM投稿を活用することで、「友だち」登録してくれているユーザーの画面に表示されます。このように、LINE VOOM投稿は、ユーザー間のコミュニケーションの基本として利用されています。

LINE VOOM投稿の方法は、後に詳しく扱いますが、慣れていれば数十秒から数分で投稿ができます。LINE公式アカウントの料金プランは様々ですが、どのプランを選んだ場合も、無料かつ無制限でLINE VOOM投稿を利用できます。

LINE公式アカウントのタイムライン(LINE VOOM)投稿の特徴5つ

ここまでLINE公式アカウントのLINE VOOM投稿の概要を見ていきました。ユーザー間のコミュニケーションの場として利用されており、LINE公式アカウントにとっては、企業・店舗の宣伝の場でもあります。

LINE公式アカウントのLINE VOOM投稿には、どのような特徴があるのでしょうか。こちらの項目では、その特徴を5つのトピックに分けて解説します。

シェアによる情報拡散を目指した投稿ができる

LINE VOOM投稿は、簡単にシェアすることができ、有益な情報であれば大きく拡散されます。例えばLINE公式アカウントの友だちであるユーザーAが、企業の投稿をシェアした場合、Aの友だち全員に情報が拡散されます。

「Aの投稿を見たユーザーBがさらにその投稿をシェアし、Bの友だちであるユーザーCがその投稿を見て…」というように、情報が次々に波及していく可能性があります。元々は友だち登録してくれているユーザーに向けた投稿が、このように多くの新規顧客の獲得につながる例もあります。

ユーザーとの関係を築ける

LINE VOOM投稿は、ユーザーとコミュニケーションを取る最適な方法の1つです。企業や店舗のアカウントが投稿すると、それを見たユーザーが「いいね!」を押すなど、様々なアクションができます。先ほど紹介した、「シェア」も、ユーザーとのコミュニケーションにつながります。

また企業の投稿に対してコメントをするのも可能です。そのコメントに対して企業側が返信できるため、コミュニケーションがしやすい場になっています。SNSのような性質を持っているため、ユーザーも気軽にリアクションができます。

投稿してもユーザーに通知が送られない

「友だち」に対してメッセージを送信する場合、ユーザーに通知が送られます。しかし、LINE VOOM投稿であれば、ユーザーに通知が行くことはありません。

LINE公式アカウントの運用で注意したいのは「ブロック」であり、例えばメッセージであれば、送る頻度に気をつけなければなりません。しかしLINE VOOMであれば、頻度を気にせず投稿できます。

・企業が好きなタイミングで投稿できる
・ユーザーが好きなタイミングで投稿を確認できる

上記の2点が、メッセージ機能にはない、LINE VOOM投稿の強みと言えるでしょう。

ユーザーのリアクションを促すことができる

ここまで取り扱ってきた内容とも関係しますが、LINE VOOM投稿をすることで、ユーザーのリアクションを促せます。例えばLINE VOOM投稿で、

・お得なキャンペーン情報
・お店で使えるクーポン

などを発信できます。その投稿を「お得に買い物がしたい」と考えているユーザーが見れば、投稿をきっかけに来店することもあるでしょう。このようにLINE VOOM投稿の内容によっては、ユーザーの行動を誘発し、企業(店舗)の利益につなげられます。

商品やサービスの紹介や、店舗の雰囲気が伝わる写真のようなコンテンツは、LINE VOOM投稿の定番です。「ユーザーのリアクションを促す」視点で、投稿内容を考えてみると良いでしょう。

無料かつ無制限に利用できる

先ほども触れたように、LINE公式アカウントのLINE VOOM投稿は、無料かつ無制限で利用できます。LINE公式アカウントの料金プランは、

・フリープラン
・ライトプラン
・スタンダードプラン

の3つに分かれています。メッセージ機能は、プランによって制限があり、メッセージ通数の上限が決まっています。特にフリープランの場合は、一旦上限に達してしまうと、追加でメッセージを送付できません。

しかしLINE VOOM投稿の場合、どのプランを選択した場合でも、無料かつ無制限で投稿できます。

活用方法次第ではとてもリーズナブルに使いこなせるのが、LINE公式アカウントおよびLINE VOOM投稿機能の特徴です。

 

LINE公式アカウントのタイムライン(LINE VOOM)投稿のポイント

LINE VOOM投稿は、ただ闇雲にすれば良いわけではありません。時期や情報の質など、意識するべき点は多くあります。こちらの項目では、LINE公式アカウントのLINE VOOM投稿のポイントを、3つのトピックに分けて解説します。

時期を見て投稿する

LINE VOOMは、投稿時期がとても大切です。例えば、店舗で何らかのキャンペーンを行う場合、短期的に集客をする必要があります。この時にLINE VOOMに情報を投稿し、ユーザーに反応してもらうのが運用方法の定番になります。

飲食店のような店舗ビジネスは、天候によって客足が途絶えることもあります。その際に、「雨の日限定で使えるクーポン」(例えばコーヒー1杯無料など)を発行し、LINE VOOMで周知をする方法もあります。まずは「投稿をする時期」を意識してみましょう。

どの情報を詰め込むかを考える

LINE VOOM投稿で伝える情報の質も重要になります。例えばメッセージで情報を伝える場合、あまりしつこくならないよう、最低限の情報だけで済ませる場合が多いです。

LINE VOOM投稿は、ユーザーに通知が行かず、無料かつ無制限で投稿できます。そのため、メッセージでは伝えきれない情報を盛り込み、効果的に周知できます。例えばニッチな商品や注目度のあまり高くないキャンペーンなど、「メッセージで送るほどではないがユーザーに周知したい」ものがあれば、LINE VOOM投稿を上手く使ってみましょう。

ユーザーに「ウケる」コンテンツを作る

LINE VOOMは、活用方法によってユーザーにウケるコンテンツを作ることもできます。例えばアンケートやクイズ形式でユーザーが参加して楽しめるものなど、ついリアクションを取りたくなるような投稿も可能です。

他のSNSを運用してきた経験を持つ企業や店舗であれば、コンテンツ作りに苦労することはあまりないかもしれません。「どのようなコンテンツを作れば良いか分からない」方は、他のLINE公式アカウントの投稿事例を参考にしてみましょう。

 

LINE公式アカウントのタイムライン(LINE VOOM)投稿の方法

ここまでLINE VOOM投稿の特徴を見てきました。こちらの項目では、LINE VOOM投稿の具体的な方法を解説します。

LINE公式アカウントのタイムライン(LINE VOOM)投稿方法①投稿を作成

引用:LINE公式アカウント管理画面

まずはLINEの管理画面にログインし、LINE VOOMに投稿するコンテンツを作成します。画面上部メニューの「LINE VOOM」を選択し、「投稿を作成」から作成画面に進み「今すぐ投稿する」もしくは「日時指定」で投稿日時を設定します。

引用:LINE公式アカウント管理画面

コンテンツとしては、

・写真
・動画
・スタンプ
・位置情報
・クーポン
・リサーチ

から選択します。写真や動画を投稿する場合は、事前にアップロードを行い、さらにテキスト欄にテキストを入力します。位置情報も追加できるので、何か催し物がある際は活用しましょう。

コンテンツが完成したら「投稿」で完了です。 一時的に保存したい場合は「下書き」を選択しましょう。

LINE公式アカウントのタイムライン(LINE VOOM)投稿方法②タイムラインの設定

引用:LINE公式アカウント管理画面

投稿の基本設定ができたら、LINE VOOMの設定も同時に行いましょう。まずはコメントに関する設定を行います。 コメントに関する設定は、左側メニューの「コメント」内にある「設定」から設定画面を開きます。 

コメント設定では、

・いいねとコメントの受付
・コメント自動承認
・NGワード
・スパムの設定

など細かい設定ができます。ユーザーインタラクション内の「いいね・コメント」は「いいね」とコメントに関する項目であり、

・いいね」とコメントを受け付ける
・「いいね」のみ受け付ける
・「いいね」とコメントを受け付けない

のいずれかを選択できます。また、受信したコメントを自動で承認するかの設定も可能です。NGワードやスパムユーザーも自由に設定できるので、なるべく快適に運用できる環境を整えておきましょう。

タイムライン(LINE VOOM)投稿後の分析も忘れずに

引用:LINE公式アカウント管理画面

タイムラインに投稿した後は、必ず分析を行うようにしましょう。左メニューバーの「ダッシュボード」を選択すると、分析の概要が表示されます。 もっと表示をクリックすると、詳細なデータが確認できます。

分析項目としては、

・フォロワー
・リーチしたアカウント
・インプレッション
・動画再生(3秒以上)
・動画再生(1分以上)
・合計再生時間(時間)

があります。インプレッションとは、「ユーザーの画面に投稿が表示された回数」を指し、特に投稿を気にせずスルーした場合も含まれます。これらの数値を細かく確認し、反応の良い投稿は何か、またそれらの共通点は何かを探りましょう。

引用:LINE公式アカウント管理画面

画面下部には「人気の動画」として、 再生順 リアクション順 収益順 でユーザーから反応の良い動画が確認できます。

LINE公式アカウントのタイムライン(LINE VOOM)投稿事例

LINE VOOM投稿の内容が定まらない場合は、他のアカウントの投稿事例を参考にするのがおすすめです。こちらの項目では、筆者が確認したLINE公式アカウントのLINE VOOM投稿事例を紹介します。

オンラインストアへの誘導「しまむら」

しまむらは、大人気のファッションストアであり、リーズナブルなラインナップが魅力です。しまむらの投稿は、写真を中心とした内容で、直近で販売が開始される「PEANUTS」のバッグ3種類が表示されています。

また、しまむらは2020年にオンラインストアを開設。2021年10月に「オンラインストア1周年」を迎えるため、画像ではそのイベントの周知をしています。

つい写真に注目してしまいがちですが、テキスト欄にはオンラインストアのURLがあります。新商品の宣伝をしつつ、オンラインストアへの誘導を行う、非常に質の高い投稿です。

クリエイティブな投稿「ANA」

ANA(全日本空輸)は、日本を代表する航空会社で、国内ツアーの販売なども行っています。ANAのLINE VOOM投稿で目を引くのは、温泉と雄大な自然の景色です。「温泉地特集」と題して、航空券+宿泊のセットプランを販売しています。

しまむらの投稿と比べてみると、テキスト欄の文字数が多く、情報が多く詰まっています。また情報を最低限にまとめるのではなく、「秋冬のご旅行は秘湯感ただよう温泉でゆっくり体を温めてリラックスしませんか」など、ユーザーの心に響く文章を挿入しています。

キャンペーン情報の宣伝|ミュゼプラチナム

ミュゼプラチナムは、美容脱毛サロンを運営しつつ、化粧品の販売を行っています。ミュゼプラチナムの投稿の特徴は、配色がしっかりと考えられ、デザイン性に優れた画像を使用している点です。

美容脱毛サロンの「6ヶ月集中パス」の宣伝をしており、約23,000円相当の施術を総額100円(税込)で受けられる、破格のキャンペーンを宣伝しています。こちらの投稿は、とにかくコンパクトに情報をまとめており、テキスト欄の最初と最後にURLを設置しています。

DMMチャットブーストではLINE公式アカウントのクーポン機能に関する記事もございますので、ぜひご覧ください。

LINE公式アカウントのタイムライン(LINE VOOM)機能を使いこなそう

ここまでLINE公式アカウントのLINE VOOM投稿について解説しました。LINE VOOMの強みは、無料かつ無制限で投稿できる点で、気兼ねなくユーザーに対してアクションできます。

またLINE VOOMに投稿する時は、

・時期
・情報の質
・ウケるコンテンツ

が重要になります。どのようなコンテンツを作れば良いか分からない方は、他のアカウントの投稿事例を参考にしてみましょう。

LINE公式アカウントを運用する際、問い合わせ対応など「ここの作業が自動化できたら良いのに」と考える方も多いでしょう。LINE公式アカウントの機能を最大限に活かしたい人は、DMMチャットブーストがおすすめです

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DMMチャットブーストではLINEマーケティングに関する記事もございますので、ぜひご覧ください。

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