LINE公式アカウントAPIの料金設定|無料枠と従量制の仕組みを理解しよう

LINE公式アカウントAPIの料金設定|無料枠と従量制の仕組みを理解しよう

LINE公式アカウントを運用・活用し始めて、さらなる販促の為にAPIの導入を検討されているサイト運営担当者も多いのではないでしょうか。

それもそのはず、LINE公式アカウントAPIの無料利用枠ではメッセージの送信数が限られています。ユーザーとの距離を縮めることのできるAPI機能を、サイトへの集客術として最大限に活用したいと考えるのは自然なことでしょう。

そこで今回は、LINE公式アカウントAPIの料金体系について詳しくご紹介いたします。

LINE公式アカウントの友だち数や配信メッセージ数に合わせて料金を確認しましょう。

👉LINE公式アカウントに関する記事もございますので、ぜひご覧ください。

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LINE公式アカウントの各種API利用に掛かる料金

LINE APIは、

・LINE Messaging APIの追加メッセージ送信
・LINE Payの決済手数料

上記2つの機能以外は無料で利用できます。これら2つの機能に関しても、初期費用は掛からず、使った分を払う料金体系です。

限られた予算内でLINE公式アカウントを運用しなければいけない企業の事業運営には、従量課金制の形式でAPIが使用できるのはメリットといえるでしょう。

LINE公式アカウントのAPI「LINE Messaging API」の料金

追加料金がかかる機能の1つがLINE Messaging APIの追加プランです。

Messaging APIを簡単に説明すると、LINE公式アカウント上でLINEユーザーとより詳細なコミュニケーションを取れるように働いてくれる機能です。

LINE Messaging APIには、無料で使えるフリープラン・ライトプラン・スタンダードプランの3種類があり、友だち数や配信したいメッセージ数に合わせてプランを選べます。

フリープラン ライトプラン スタンダードプラン
月額固定費 無料 5,000円 15,000円
無料メッセージ通数 1,000通 15,000通 45,000通
追加メッセージ料金 不可 5円/通 ~3円/通

注意すべき項目が「無料メッセージ通数」です。配信回数ではなく、メッセージ数に上限があるので、友だち数に合わせてプランを選ぶ必要があります。

例えば、フリープランで運用している場合。フリープランの月間無料メッセージ通数は1000通のため、友だち数が1000人いるアカウントであれば、月に1度しか一斉配信ができません。

フリープランは月途中でライトプラン・スタンダードプランに変更できますが、ライトプラン・スタンダードプランは月途中でプランを変更できない点にも注意が必要です。LINE Messaging APIを活用する際は、メッセージの配信数・配信タイミングを綿密に計画して運用しましょう。

LINE公式アカウントで料金が発生するメッセージ

LINE公式アカウントで課金対象としてカウントされるメッセージは以下の3つです。

・プッシュメッセージ(Push API)
ユーザーやグループ、トークルームを指定したメッセージ配信。
(例)商品を購入したユーザーへの発送通知

マルチキャストメッセージ(Multicast API)
複数のユーザーを指定し、同じメッセージを配信
(例)商品購入歴のあるユーザーにのみ、新商品のお知らせを通知する

・ブロードキャストメッセージ(Broadcast API)
LINE公式アカウントと友だちになっている全ユーザーへ同じメッセージを配信
(例)全ユーザーに新商品のお知らせを配信

LINE公式アカウントで料金が発生しないメッセージ

LINE公式アカウントでは一部のメッセージ配信を無料で活用できます課金対象ではないメッセージは以下の5つです。

・LINEチャットの送受信
・応答メッセージ
・AI応答メッセージ
・あいさつメッセージ
・Messaging APIの「Reply API」

Reply APIとは、先述した課金対象のメッセージ配信と異なり、自動でロボットが返信するタイプのメッセージで、ユーザーからのメッセージが来た時に、即座にメッセージを返すものです。

ユーザーの質問や問い合わせに対応することを目的としてLINE公式アカウントを利用している場合は無料で活用できるメッセージ配信で事足りるケースが多いですが、販売を促進したり、リピート率を上げたりとマーケティングの一環としてLINE公式アカウントを運用していきたい方は課金対象のメッセージ配信が必要になるでしょう。

LINE公式アカウントの「LINE Pay」の料金

LINE公式アカウントの支払いは

・LINE Pay
・クレジットカード
・請求書払い(認証アカウントのみ)

の3種類があります。

LINE Payとは、LINEが提供するおサイフサービスで、LINE Pay加盟店での支払いができたり、友だちへの送金ができたりと利便性の観点から利用者が増えている決済方法です。

LINE上でユーザーの購買行動を管理し、完結させたい場合は、LINE PayをLINE公式アカウントに連携するのがおすすめです。

また、LINE Payの導入費用は無料です。しかし、決済が発生した際には、1.98%の決済手数料がかかります。
決済方法の種類は、ユーザーの購入ハードルを上下する重要項目の1つです。なるべく多くの決済方法を提示しましょう。

DMMチャットブーストではLINE公式アカウントの使い方に関する記事もございますので、ぜひご覧ください。

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本記事ではLINE公式アカウントのAPIである「LINE Messaging API」の料金体系をご紹介しました。

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